私は、俗にいう「元山」と呼ばれる、老いぼれた柿の木であります。今でも甘い柿の実がちゃんと成ります。
今から300年以上前にこの世に生を受け、今の時代までこの地にしぶとく、根をおろし続けています。皆さん方が経験したことのない多くのことをじっと見つめてきま
した。
21世紀のはじまりの年に、今日本に住んでいる方々へ何かお役に立つことは、ないだろうか?ふとそんなことを感じて、このペンを取った次第です。
老い耄れのいうことですから、間違いもあるかも知れませんが、記憶の限り私の生い立ちを書き綴ってみたいと思いました。
今年は、2001年。あの忌わしい第二次世界大戦も55年以上前のことになりますな!
とにかく、数え上げればきりがありません。ま、ぼちぼちと、お話をさせていただきたいと思います。